2013年6月4日火曜日

新歓のビラ

突然ですが京都大学で新歓のビラがどれだけばら撒かれているかご存知ですか?
一説には4月の1ヶ月間だけで100万枚もばら撒かれているそうです。
京都大学はかなり大きな総合大学ですので他大と比べても多いのだろうと思いますが、類似の問題は他の大学でも起こっていると思われます。

インターネット全盛のこの時代、なんとも無駄遣いだと感じるむきも多少はあるように思います。
それでもやめられないのは紙のビラに多少なりとも広報効果があるからなのでしょうか。
それとも新入生を集めるために努力した、というアリバイ作りのためでしょうか。

しかしこれをやめさせるというのはなかなか難しい課題です。
何より有効な監視システムがちょっと思いつきませんから、仮にビラ撒きしなかったサークルにはどこかのイベントなり冊子なりに優先的に出番を与えるとか、逆にビラ撒きしたらペナルティ、というようなことを行うのが難しい。
通報性にしてみても、じゃあ通報する側にどうインセンティブを与えるのかということになりますし、何かの団体が監視するとしてもそのコストは誰が負担するのか、という話になります。

サークル側からしてもビラは不特定多数の新入生に自らの存在を知らしめる重要な手段のひとつだと思われるので、この機能を別の何かで代替しないことにはビラ撒きをやめようとはしないでしょう。
彼らにとっても早朝に起き出してビラを撒くというのはそれなりに負担ではあるので、何か良案があればやってみないこともないかもしれません。

問題は100万枚の印刷を請け負ってきた周辺の印刷会社さんでしょうか。
1枚5円でも500万円の売上は馬鹿になりません。
ビラ撤廃に反対する声が聞こえてきそうです……。

しかしとにかくE-COOPさん、生協の学生委員会のみなさん、サークル紹介冊子使って何かやりませんか(笑)

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