2013年5月11日土曜日

わたしが会社を辞めた3つの理由

こういうタイトルは正直なところ嫌いなんですがあえて。
3つありきで理由を考えてみます。

1.逃げたい

2.興味のあることを学びたい

3.自分のペースでできる仕事をしたい

では順に。



1.逃げたい

仕事があいませんでした。
パフォーマンスはそれなりだったと思います。
上司にも同僚にもアルバイトさんにも恵まれていたと思います。
それでもあわないということはありまして。
贅沢な話ですけれども。
それと会社の中での自分のキャリアの積み方が驚くほどイメージできませんでした。
何年後にどんなポストについてどんな仕事をしたいかという画がまったく浮かんでこないというのは致命傷といってよかった。
そもそも利潤最大化を追求する、という企業の行動原則になじめなかったという問題もありました。


2.興味のあることを学びたい

社内で昇進するために社内資格の試験を受ける必要があって、勉強しないといけないわけです。
勉強することそのものは嫌いでもないしできないわけでもないんですが、内容に対してまったく興味が湧きませんでした。
知識を暗記するだけなので、問題を解く楽しみもない。
傲慢ないいかたを承知でいえば、そんな「勉強」に限りある自分の資源を使いたくなかったとでもいいましょうか。
そこで自分の関心が「持続可能性」というキーワードに集約されるんだと改めて気がつきまして、関心を満たす学びがしたいと思ったわけです。


3.自分のペースでできる仕事をしたい

相対的に、ということですが。
どんな仕事にも期限があって、それまでにやりとげないといけないという意味では究極的に自分のペースでできる仕事なんてないと思います。
ただ、ひとつのものを15分で完遂させなければいけない仕事と1ヶ月かけて完遂させればいい仕事というのはあるように思います。
わたしが会社でやっていた仕事は前者よりだったのですが、これがあまりうまくなく、より後者よりの仕事のほうが無理せずやっていけそうだと考えたわけです。


ネガティブですね。
やりたくないことをやってみてやりたいことに気がついたという感じでしょうか。
そもそもそれがやりたくないことだったというのもやってみないとわからなかったのですが。

この中で最も大きな要因は1でした。
特に自分の将来像がイメージできないというのは大問題でした。
自分が目指したい自分に今の活動がどうつながるのか、今の活動から自分の将来像につなげる道を想像できるかどうか、というのがひとつ大事だと思いました。
今はそれがわりとしっかりイメージできるのでまずは辞めて正解だったと思っています。

将来の自分が過去の自分になるべく文句をいわないで済む決断をしたいものです……。

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